• 　栄華を誇ったローマ帝国、最盛期の観客の狂乱の叫びが聞こえてきます。丁度2000年前の雄叫びです。武道館や東京ドームは2000年後の人々にはどう映っているのでしょうか。巨大なエンターテイメントスタジオにいると過去、現在、未来が重なって複雑な心境です。

• 　2000年前の紀元80年頃に建設された円形闘技場です。周囲527m、長径188m、短径156m、高さ57mで、1階が大理石張りの貴賓席、2階が木製椅子の一般席、3階が立ち見席で、合わせて73,000人収容できたといいます。2000年もの昔に、直径200ｍで7万人の観客収納、せり上がり式舞台から華やかにスター登場、次から次へと演者があらわれる飽きない構造を可能にした地下の舞台裏、スターの競演を観客全員に見やすく配置された階段状の観客席、甦れば現在でも通用するこんなシステムを創りあげたローマ帝国、ローマ人は凄い。

• 　ローマ参考の基本はイタリア政府観光局です。また、参考までに空中から見ると形状が良く分かります。

イタリア語の「コロッセオ Colosseo」、英語で言う「コロシアム Coliseum=大競技場」です。
この写真はいずれも一枚の写真のように見えますが、実は２枚の写真を合成したもので、いわゆるパノラマ写真です。
		坂の上真正面からのアップ	名所旧跡の代表格で観光客多し
坂の上から見ました。角度的に一番良い位置です。		この行の３枚のみ日付・時間帯が違うので、色も違います。

BC70年建設開始、AD80年完成。世界最大の円形闘技場で、7万人収容できるそうです。
AD312年にマクセンティウス帝を破った記念に建てたコンスタンティヌス帝の凱旋門で、ナポレオンが凱旋門のモデルにした。
撮影時刻が５時前で夕陽を受けて赤みを帯びています。長径188m x 短径156ｍ x 高さ57m、周囲527mで兎に角大きい。

2003/07/01