卵城、カステル・デロヴォです。サンタルチアからナポリ湾に突き出た岩盤の上に建っています。
この城の基礎には卵が埋め込まれていると言われており、その卵が割れる時、ナポリも滅びると伝えられています。
最初は12世紀初めにノルマン人によって築かれた城です。1691年に現在の姿になったそうです。
ナポリ湾を眺める人馬の像。 屋上に上がる途中の踊り場で、ナポリ側を眺めます。 ベスビオ火山の方面です。
卵城から眺めるサンタマリア港、ヨットが係留される。 砲台の鉄格子から覗く。 ナポリ湾を太陽がまぶしい。
卵城の屋上から臨むナポリ湾とナポリの町並みです。ナポリを見て死ねとは卵城からの景色だと言われています。
もう一度下っていきます。途中には現在ではレストランもあります。ナポリ湾を眺めながら食事も出来ます。
卵城のあるサンタルチア港にはヨットが係留されています。 卵城へのアプローチは岩盤の上にあります。
卵城とアプローチです。 海岸から3本目の通りは、サンタルチア通りと呼ばれています。その通りの建物です。
海岸沿いにイマコラテッラの噴水を見つけるでしょう。そこでは、ナザリオ・サウロ通りとパルテノーペ通りが出会います。 1601年、ミケランジェロ・ナッケリーノとピエトロ・ベルニーニの共同製作です。 この噴水は元々Largo di Palazzo(現在のプレビシート広場)にありました、そして、次に海浜イマコラテッラ駅の横に移動しました。現在の名前はここから来ています。1906年に、現在の位置に移動した後も、この名前は続いています。 噴水は、白くて灰色の大理石で出来ており、曲線の縁が鷲と紋章で飾り付けをされ、中央に水受けがあります。柱によって支えられた3つのアーチが噴水の構造となっています--中央のものは噴水自体を収容します(海獣によって支えられた聖餐杯の形になっています)。 噴水の水はアーチの中の2匹のイモリを通して流れます--これらの作品はベルニーニが創りました。一方、沢山の果物を持った女像柱はミケランジェロの作品です。上辺にある3つの樽状の飾りは3個の紋章で飾られています、そして、中央のものは2人の小さい天使によって支えられています。 ナポリ湾のラッターリ山脈眼下に抱き、ベスビオス山を仰ぐ素晴らしい景色は、このきれいな噴水の周りに素晴らしいパノラマ風景を完成させます。
白大理石のイマコラテッラの噴水、1601年ミケランジェロとベルニーニの共同製作、背後にナポリ湾とベスビオ火山。
ナポリ湾を眺める。 ナポリから見るベスビオ火山 旗の向こうはヌォーヴォ(新)城 卵城に比べて新しいので新城
1279年Maschio Angioino城として建築開始。現在は絵画を中心とする市立博物館として使用されています。
ウンベルトI世のガレリアは、ナポリにおける2番目のギャラリーで最もにぎやかなものです。1885年のコレラ流行直後の都市改造の間に建築されました。プロジェクトは、技術者エマニュエーレ・ロッコが率い、続いて、アーネスト・マウロとアントニオ・クーリによって修正されています。 1890年に、サローネ・マルゲリータ(有名な音楽カフェになるように運命づけられていた)とガレリアが始まりました。 この建築様式は新ルネッサンスの正面玄関と美しいガラスと鉄の屋根がつながっています。
王宮の一部ですが、サンカルロ劇場として使われています。 ウンベルト1世のガッレリア、19世紀建築、高さ58mガラス天井
プレビシート広場(ピアッツァ・プレビシート)、ブルボン家のフェルディナンド1世が建設した広場。
実際はもっと横長の建築、拡大すると元の大きさで表示されます。
サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂、1846年完成。 フランス・ブルボン家ナポリ王王宮。1600〜02年建築、1838〜42年拡大。現在は美術館でナポリ王家の調度品や絵画等を展示 卵城に夕刻が訪れます。
ナポリの夜景です。 係留されたヨットが照らされる 卵城が美しくライトアップされます。
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