2004年は徳川家光生誕400年にあたり、川越市として様々な記念行事が行われています。徳川家にゆかりの深い喜多院でも、その一環として、仙波東照宮を期間限定で一般公開しました。通常は本殿の回りは立入禁止になっています。400年の歴史の中でこれまで本殿は公開されたことがなかったそうです。
日光東照宮が有名ですが、東照宮としては全国で500以上あるそうです。徳川家康の遺体は1617年に静岡県の久能山東照宮から日光東照宮に移す途中、喜多院に4日間留まり供養されました。仙波東照宮は1633年に天海大僧正が創建しました。しかし1638年の川越大火で焼失したため、家光が命じて再建し、1640年に完成しています。
石段を登ると、拝むための拝殿があります。拝殿に併設されて幣殿(へいでん)があります。幣殿とは神様として祀られている家康に供物をする建物です。幣殿には後水尾天皇の勅額が掲げられており、中に2体の狛犬があります。一番奥には本殿があります。本殿に安置されている厨子の中に天海僧正がが彫った家康の木像が祀られているそうです。今回の一般公開でも本殿の中は公開されていません。本殿を取り囲む透かし塀は瑞垣(みずがき)と呼ばれるそうです。この瑞垣の正面には唐門(からもん)と呼ばれる入り口の門があります。
今回は歴史的に例の無かった本殿の公開がありましたので、本殿とその周囲を囲む石燈籠を中心とした、記録モードで撮っています。その為単調になりますが石燈籠26体全て撮っています。
塗り直された拝殿です。
拝殿の後ろにある幣殿。
幣殿の中の狛犬です。
今回特別公開された本殿です。
唐門と呼ばれる本殿入り口の門
本殿の周りに石燈籠があります
左側から見た本殿です。
右側から見た本殿です。
本殿の左側です。
本殿右側。本殿を囲む塀は瑞垣(みずがき)と呼ばれる
本殿の真正面です。
本殿の正面。
本殿の左側面です。
石燈籠の配置図です。
配置図中、1の左
1の右
2の左
2の右
3の左
3の右
4の左
4の右
5の左
5の右
6の左
6の右
7の左
7の右
8の左
8の右
9の左
9の右
10の左
10の右
11の左
11の右
12の左
12の右
13の左
13の右
2006/11/01