標高3142mのアグン山はバリ最高峰で、聖なる山として崇められています。アグン山は活火山で1350年と1963年2月19日に爆発しています。この爆発の際の火砕流で1500人が死亡、8500人が家を失ったそうです。しかしながらブサキ寺院だけは溶岩の流れから免れています。農地の1/3は壊滅。アグンとは「偉大な」という意味だそうです。バリはアグン山が中心で、「家のやしろ」はアグン山を向き、寝る時には頭をアグン山に向け、偉い人はアグン山の方に座るそうです。
聖なる山として崇められてきたアグン山。3142mでバリで一番高い山でもあります。
すぐ目の前のバトゥール山
赤道直下のバリでも日中涼しい
麓にカルデラ湖のバトゥール湖
アグン山が左に見えるキンタマーニ高原です。涼しい気候を利用した果物類も栽培されています。
2004/06/01