• ヨーホー国立公園にあるタカカウ滝(Takakkw Falls)は、自由落下部分の高低差は254m、滝の全高400ｍ、何とナイアガラの滝よりも落差が大きい、カナダ最大の落差を誇る滝です。自由落下長と全高の両方で表現されていますが、全高の表現の方が多いようです。滝の平均幅30m、流量は3立法メートル/秒です。タカカウとはクリー族の言葉で「素晴らしい」と言う意味だそうです。この滝が凍るとアイスクライミングになるといいます。ヨーホーとは先住民クリー族の言葉で「驚きや畏怖」を意味しています。タカカウ滝の水源は、ワプティック氷河になっています。タカカウ滝が流れ込んでいるヨーホー川は雪解け水を含み乳白色をしています。タカカウ滝に行くには、国道1号線であるトランス・カナダ・ハイウエーから中に入るため専用道路を使います。急な上り坂でカーブがきついので、道路がスイッチバック方式になっており、大きなバスが二回に一回は後ろ方向に登り、前進とバックを繰り返して登っていきます。勿論ガードレールなどありません。バックのまま登るバスはちょっと見ものです。乗用車や小型マイクロバスは全部前向きに登れるので、こちらは安心です。レイクルイーズから30分くらいでタカカウ滝の駐車場に着きます。タカカウ専用道路は6月〜9月の夏場しか開いていません。冬季には道路が閉鎖されます。2006年は10月1日から冬季道路閉鎖となりました。通れるようになるのはその年の天候に左右され、決まっておらず、うまく行けば6月始め、確実なのは7月始めと幅があるようです。最初の頃行くには通行できるかどうか現地への問い合わせが必要です。

• エメラルド・レイクは、エメラルドグリーン色の美しい湖です。エメラルド氷河(Emerald Glacier)の堆積物（モレーン）が流れ込んで出来た氷河湖です。氷河の削り取った小さな岩粉が太陽光に反射してこういう美しい色をしています。周りにはエメラルド・ピーク(2555m)、ワプタ・マウンテン(2788m)、マウント・フィールド(2635m)、マウント・バージェス(2599m) といった山々が湖を取り囲んでいます。エメラルドレイクには、湖に堆積物（モレーン）で出来た島があり、その上に、宿泊できるロッジが建っています。

• ブリュースターのバンフ国立公園の地図は参考になります。

シャトー・レイクルイーズ	後ろのビクトリア氷河です。	直ぐ近くにテンプル山です。	ボウ川沿いに走ります。
タカカウ滝には橋を渡ります。	ヨーホー川です。	川の下流です。	川は乳白色です。
橋を渡って近づきます。	滝は3段になっており、	自由落下長が254m、	全高が400mにもなります。
タカカウとは、先住民の言語で、素晴らしいと言う意味です。		水しぶきが感じられるところまで近づくことが出来ます。
エメラルド・レイクは湖面がエメラルドグリーンの美しい湖です。
モレーン（堆積物）で出来た小島にはロッジがあり、木製の橋で渡ります。
一周5kmのトレッキングルートがあり湖畔が歩けるので、時間があったら周りの景色を見ながら歩くことが出来ます。

2007/07/01