- ドイツ最高峰ツークシュピッツェ(Zugspitze 2,962m)は、オーストリアと接しており、ドイツとオーストリアの両方から登れるようにっています。頂上まで鉄道とロープウエイで登れるので寒さへの対応をしておけば、正装などどんな服装でも登れる不思議な世界です。5月なのに頂上は一面の白銀の世界です。ツークシュピッツェは、Zug=train
spitze=sharp「鉄道岳」という名の示すように鉄道で殆ど頂上まで行きます。
- ガルミッシュにあるツークスピッツェ登山鉄道の駅は、Garmisch-Partenkirchen駅の裏側にあります。Zugspitz鉄道駅となっています。この登山鉄道は、バイエルン州のシンボルカラーである白と青で塗られており、1930年7月8日に開通しています。ガルミッシュにあるツークシュピッツ登山鉄道駅から山頂のツークシュピッツ・プラットまで登山鉄道で1時間15分かかります。標高2600mのツークシュピッツ・プラットから標高2946mの山頂駅まではロープウエイで登り、僅か4分です。5月ですが山頂は辺り一面雪景色、氷点下で、風も強く、十分な寒さ対策が必要です。今回は使いませんでしたが、もう一つの手段は標高1000mのアイプ湖から山頂まで2000m一気に登るロープウエイもあります。山岳鉄道はアイプ湖を過ぎたところから長いトンネルに入り、急坂を30分も岩を砕いたトンネルを進みます。
- ツークシュピッツェの頂上駅には店やレストランがあります。特にこのレストランでは、3000mの高山でありながら、地上と変わらないフルコースの食事が出来るようになっています。驚きです。何しろ、食事しながら眼下に見えるのはドイツアルプスの山々や雲を下に見下ろすのです。
- ツークシュピッツェへの登山口ガルミッシュ一帯では多くのスキー競技が催されるようです。1936年には第4回冬季オリンピックが開催され、特に毎年元旦に開催されるワールドカップジャンプ大会が有名です。
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バイエルン州の白と青の電車 |
最初は青々とした平原を行く。 |
背景にはドイツアルプス。 |
spitze=sharp確かに尖ってる |
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麓に時々町が現れる。 |
途中駅での背景。 |
緑の木々の合間に雪渓が見える |
アイプ湖を見て更に登る。 |
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5月でも鉄道駅頂上は一面の雪 |
Zugspitzeとドイツアルプス |
ドイツアルプスを眼下に臨む |
眼下に雲海を見下ろす。 |
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観測施設らしき建物がある。 |
最高峰でのシャンパンは格別。 |
十字架がドイツ最高峰(2962m) |
ガルミッシュ町が微かに見える |
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外の雪と中の快適さが重なる。 |
最高峰(2,962m)での食事。 |
フルコースのディナーがとれる |
目の前のアルプスを眺める。 |
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夕陽がアルプスに沈む。 |
夕陽の紅が部屋を朱に染める。 |
ローソクの炎を中心とした灯り |
雪に覆われた登山鉄道駅。 |
2006/04/01