萩を代表する駅は、萩駅と考えますが実際は「東萩駅」です。萩駅は無人駅ですので特急も止まりません。町は三角州の中で栄えており、両方の駅とも三角州の外ですので、駅中心に町が構成されるものとは異なっています。両駅とも駅前がガランとしており、おやっと思いますが心配はありません。三角州の町中には商店街もありにぎやかな場所もちゃんとあります。そう言えば、下関駅で「萩」まで切符を買ったのですが、何も言わずに「東萩」駅までの切符をくれました。
萩を見てまわるのに駅前のレンタサイクルを使いました。下のパノラマ写真では右端にあります。1時間150円で、町は三角州の中、2km四方くらいに見たいところは全部ありますので、自転車は機動性があり便利でした。東光寺までは唯一登りがあるので大変ですが、松陰神社を始めその他は殆ど三角州の中にありますのでフラットを行きますので自転車で気楽に廻れます。荷物はこのお店で預かってもらえます。
ホテルは「
萩本陣
」に泊まりました。
吾妻山(あずまやま)
の山中に建つ温泉宿です。連絡すると5時に迎えのマイクロバスが来ますので、レンタサイクルで廻る場合は目安にすると良いかもしれません。帰りも東萩駅までマイクロバスで送ってもらえます。運転手の人は
吾妻山
全体が「
萩本陣
」のものだと言っていました。すごいですね。
吾妻山
は173mで、萩城趾のある指月山は143mで、これより高いと自慢しています。もう一つユニークなのは、温泉水脈のない土地で温泉を引くために2350mもボーリング工事を行ったことです。現在は47℃の源泉が毎分100リットル湧出していて沸かさずに使っているそうです。ホテルの中にも温泉はありますが二両編成24人乗りの自家所有モノレールで山腹の露天風呂に登るのは本当に珍しい。露天風呂からの萩の夜景も素晴らしい。モノレールで頂上に行けば萩市内を一望できる展望台があります。松下村塾は萩本陣を下ったところ、歩いても数分です。
萩の情報は、
萩市のサイト
から得るのが早道です。この中には申し込めば萩観光地図や観光のパンフレットを送ってもらえるコーナーもあります。実際に申し込んで送ってもらいまして参考になりました。またリンクをたどっていけば便利な情報も得られます。
現在の萩の玄関はこちらの「東萩駅」です。
萩ロイヤルホテルと、
マンションのみが駅前のビル
驚くことに「萩駅」そのものが鉄道博物館になっています。しかも無人駅として現役で使われています。
駅前ロータリーもあります。
駅舎と言う表現趣があります。
一歩中にはいると、
中は完全に鉄道博物館です。
窓口も展示品の一つです。
待合室がビデオ上映中です。
改札口もちゃんとあります。
現役なのでホームも勿論あり。
2005/06/01