玄奘三蔵院−主要伽藍の北側にあり、1991年に建てられたもの。日本画家平山郁夫が30年をかけて制作した、縦2.2メートル、長さ49メートルの「大唐西域壁画」がある。 玄奘三蔵院の玄奘塔は、法相宗の始祖玄奘三蔵のご頂骨を真身舎利として、奉安し、須弥壇には玄奘三蔵訳経像をお祀りしています。
薬師寺・興楽門。 法相宗始祖玄奘三蔵を祀る玄奘三蔵院の玄奘塔、1991年建立。 玄奘三蔵院・礼門。
本尊の銅造三尊像(重文)は、中尊の像高約267センチの大作だが、制作時期、本来どこにあった像であるかなどについて謎の多い像である。かつては金堂本尊と同様、「薬師三尊」とされていたが、大講堂の再建後、寺では「弥勒三尊」と称している。 奈良時代仏教彫刻の最高傑作の1つとされる本尊薬師三尊像を安置する。
大講堂−2003年の再建。 本尊の銅造三尊像(重文) 白鳳様式の金堂、入母屋造り−1976年再建。薬師三尊像安置。
西塔−竜宮造りと呼ばれる裳階(もこし)をつけた華やかな建築様式の三重塔。1981年再建。
屋根が6か所にあり、一見すると六重の塔に見えるが、下から1番目、3番目、5番目の屋根は裳階(もこし)と呼ばれるもので、実際は三重塔である。 複雑な屋根の構成にリズム感が感じられることから、「凍れる音楽」と形容される。 飛鳥の本薬師寺から移築したという説と、平城京で新たに建てられたとする説があるが、730年、現在地に新築されたとする説が有力。
東塔(国宝)−寺内に残る唯一の奈良時代の建築。高さは33.6m。飛鳥の本薬師寺から、730年、現在地に新築説が有力。
白鳳様式の金堂です。 手前西塔と向こうの東塔。 中門から見た金堂。 回廊と中門(1984年再建)
阿形(あぎょう、口を開いた像) 吽形(うんぎょう) 休岡八幡宮(重文)−薬師寺の鎮守社で、1596年豊臣秀頼寄進。
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