高千穂峡は阿蘇山の溶岩を五ヶ瀬川の流れが浸食することによって生まれた、深いV字型の渓谷です。
高千穂観光協会
延岡からバスで高千穂まで行き、レンタサイクルを借りて高千穂峡に行きました。途中に高千穂神社があり、行きはずっと下りですが、帰りがきつい上りになりますのでちょっと大変です。でも距離がそんなに無いので自転車で十分楽しめます。
高千穂峡
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高千穂峡(たかちほきょう)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井にある五ヶ瀬川にかかる峡谷である。国の名勝、天然記念物に指定されている(五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷))。阿蘇山の火山活動によって、今から約12万年前と約9万年前の2回にわたって噴出した溶岩流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流出した。この溶岩が急激に冷却されたために柱状節理となった。これが五ヶ瀬川の浸食によってV字峡谷となったものが高千穂峡である。高さ80m〜100mにものぼる断崖が20kmにわたり続いており、これを総称して五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)と呼ぶ。昭和9年(1934年)11月20日に名勝、天然記念物に指定された(「五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷)」)。昭和40年(1965年)3月25日には祖母傾国定公園に指定された。峡谷は貸しボートで遊覧できるようになっており、峡谷に流れ落ちる日本の滝百選の一つ「真名井の滝」の至近まで近づくことが出来る。
真名井の滝 落差 17m。水系 五ヶ瀬川。真名井の滝(まないのたき)は、高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝である。日本の滝百選の一つ。峡谷の崖上は自然公園となっており、その中にある「おのころ池」より流れ落ちる水が真名井の滝となっている。神話によれば天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移した。これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちているといわれている。夏場は午後10時まで滝周辺がライトアップされ幻想的な雰囲気を出している。
この森の下に高千穂峡がある。
木々の中に峡谷が現れる。
湿気を伴った薄暗い情景が神々しさを感じさせる。
落差17mの真名井の滝は日本の滝100選に入っているそうです。ちょっと小ぶりですが。
真名井の滝。
しめ縄が結ばれる。
紺碧の水。
柱状節理の岩肌が見える。
12万年前と9万年前の溶岩流が創り出した神秘的な景観です。
V字型の高千穂峡谷は五ヶ瀬川が削ったもの。
切り立った柱状節理の断崖は阿蘇山の溶岩が五ヶ瀬川で急速に冷やされて出来たもの。
2010/08/01